以下の日程で第13回 HPC-Phys 勉強会を開催いたします。
実行時にアセンブルする JIT アセンブラである Xbyak の使い方を
慶応大学の渡辺宙志さんに、
python から C++ で書かれた高速な自作ルーチンを呼び出す方法と
ノウハウをKEKの青山龍美さん
にお願いしました。
(18:00 からオンライン懇談会を予定)
15:00--16:15 渡辺 宙志「Dockerで体験する富岳のアーキテクチャ「AArch64」ハンズオン」 (60+15 min) 16:15--16:20 小休止 16:20--17:00 青山 龍美「PythonからC++ライブラリを呼び出す話」 (25+15 min) 17:00--17:30 議論
渡辺さんの講演にタイトル通り「ハンズオン」として参加するには、
こちらの github
の内容を参考に予め Docker イメージが動く環境をご用意ください。当日は、Docker イメージの
起動とそのイメージ上で動く Xbyak を利用した(「富岳」等の) aarch64 向け命令の利用例を
紹介していただく予定です。富岳等の実機で Xbyakを動かすための情報も事前に提供予定です。
なお Xbyak の利用環境の準備までのサポートはできないので、環境構築が困難な方は利用の
デモとしてご理解ください。
物理学の諸分野において計算科学によるアプローチは
すでに欠かせない研究手法となっています。
一方で、大規模数値シミュレーションには、
計算機システムごとの最適化や 適切な計算手法の選択
など、それ自体の技術的な難しさがあり、
分野を越えた研究者間の情報交換や協力体制が望まれます。
本研究会は、物理に軸足を置きながら数値計算を行う素粒子・原子核・宇宙物理などの
研究者が
集まり発足しました。
問題の共有や計算手法の紹介、新しい技術動向についての検討など、
計算物理
の広い範囲で情報交換を行なうことを
目的として以下のようなテーマで活動を行っています。
本活動は以下のような組織、団体、財源からサポートを受けてきました(五十音順):
文部科学省ポスト「京」重点課題9「宇宙の基本法則と進化の解明」
理化学研究所計算科学研究センター
早稲田高等研究所
皆様のご参加をお待ちしております。