Update 2 Dec 2024

High Performance Computing Physics

第23回 High Performance Computing Physics (HPC-Phys) 勉強会

以下の日程で第23回 HPC-Phys 勉強会を開催いたします。

今回のテーマは量子計算です。 量子コンピュータに関するベンチャー企業QunaSysの 筒井翔一朗氏、今井良輔氏、小嶋涼太氏を講師に迎え、 量子計算の入門・基礎から最先端までの内容の講演をしていただきます。 内容は、誤り耐性量子コンピュータ(FTQC)のアルゴリズムに関する講演と QunaSysが開発した量子計算ライブラリQuri-Partsのハンズオンです。 量子コンピュータを研究に使いたい方や関連したテーマについて知りたい方は 奮ってご参加ください。

プログラム (敬称略)

12:30-13:00 受付
13:00-14:30 筒井翔一朗:「量子コンピュータ業界動向とFTQCアルゴリズムの適用領域」
14:30-14:45 休憩
14:45-16:00 今井良輔、小津泰生:「QURI Partsハンズオン Part 1」
16:00-16:15 休憩
16:15-17:30 今井良輔、小津泰生:「QURI Partsハンズオン Part 2」
18:00-20:00 懇親会

ハンズオンの注意事項

・WiFiに接続できるPC、およびJupyter notebookなどPythonが使える環境をご自身で準備して受講していただくことをお願いしております。
・大学初年次程度の微分積分と線形代数の知識については前提としています。

参加費は無料。ただし、懇親会費は調整中(無料の可能性あり)。

会場からインターネットにeduroamを用いて接続可能です。 eduroamの利用については所属機関などにお問い合わせください。


勉強会の趣旨

物理学の諸分野において計算科学によるアプローチは すでに欠かせない研究手法となっています。 一方で、大規模数値シミュレーションには、 計算機システムごとの最適化や 適切な計算手法の選択など、 それ自体の技術的な難しさがあり、 分野を越えた研究者間の情報交換や協力体制が望まれます。 本研究会は、物理に軸足を置きながら数値計算を行う 素粒子・原子核・宇宙物理などの研究者が集まり発足しました。 問題の共有や計算手法の紹介、新しい技術動向についての検討など、 計算物理の広い範囲で情報交換を行なうことを 目的として以下のようなテーマで活動を行っています。

本活動は以下のような組織、団体、財源からサポートを受けてきました(五十音順):
「富岳」成果創出加速プログラム「シミュレーションで探る基礎科学:素粒子の基本法則から元素の生成まで」
明治学院大学 情報数理学部附属 情報数理科学研究所
文部科学省ポスト「京」重点課題9「宇宙の基本法則と進化の解明」
理化学研究所計算科学研究センター
早稲田高等研究所

皆様のご参加をお待ちしております。


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HPC-Phys 勉強会

世話人: 青山 龍美、秋山 進一郎、大川 博督、加堂 大輔(連絡責任者)、金森 逸作、 滝脇 知也、土井 琢身、中村 宜文、西村 信哉、似鳥 啓吾
アドバイザー: 青木 慎也、青木 保道、石川 健一、清水則孝、住吉 光介、 永井 智哉、野村 昴太郎、橋本 省二、松古 栄夫
主催:計算基礎科学連携拠点(JICFuS)
共催:明治学院大学 情報数理学部附属 情報数理科学研究所