以下の日程で第15回 HPC-Phys 勉強会を開催いたします。
今回は、銀河形成のシミュレーション(美しい動画が目を引きます)
で使われているアルゴリズムについて神戸大学の斎藤貴之さん、
富岳の重点アプリの一つであるLQCD向けのソルバーについて、
理研の中村宜文さんに講演をお願いしました。
(18:00 からオンライン懇談会を予定)
15:00--15:40 斎藤貴之「銀河形成シミュレーション」(25+15 min) 15:40--15:45 小休止 15:45--16:25 中村宜文「富岳向けQCDソルバー」(25+15 min) 16:25--17:20 議論
物理学の諸分野において計算科学によるアプローチは
すでに欠かせない研究手法となっています。
一方で、大規模数値シミュレーションには、
計算機システムごとの最適化や 適切な計算手法の選択
など、それ自体の技術的な難しさがあり、
分野を越えた研究者間の情報交換や協力体制が望まれます。
本研究会は、物理に軸足を置きながら数値計算を行う素粒子・原子核・宇宙物理などの
研究者が
集まり発足しました。
問題の共有や計算手法の紹介、新しい技術動向についての検討など、
計算物理
の広い範囲で情報交換を行なうことを
目的として以下のようなテーマで活動を行っています。
本活動は以下のような組織、団体、財源からサポートを受けてきました(五十音順):
文部科学省ポスト「京」重点課題9「宇宙の基本法則と進化の解明」
理化学研究所計算科学研究センター
早稲田高等研究所
皆様のご参加をお待ちしております。